正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

82年ぶりに発見された沖縄の記録

Twitterをチェックしていると、こんな記事を発見した。

www.asahi.com

…昭和10年に朝日新聞の記者が、当時の沖縄の様子を収めた写真のネガフィルムが大量に発見された。

 

今回発見された写真は当時の大阪朝日新聞の記者が、沖縄の市場や漁、農作業を営む様子など現地の人々の暮らしの様子が写し取られ、その枚数は277枚にも及ぶという。

 

見つかったネガには、糸満や名護で撮影された漁業の様子だけでなく、にぎわう那覇の市場や、古謝(こじゃ)(現・沖縄市)のサトウキビ作り、軌道馬車や人力車などの移動手段を含む当時の生活の様子が記録されていた。

 

戦前の沖縄を記録した写真の多くは、太平洋戦争末期の沖縄戦で焼失してしまったことから、今回発見された写真に専門家は「背景や衣服といった当時の時代背景が写し込まれいて、当時を知る記録としても大変貴重な歴史的資料」と評価している。

 

…今回発見されたネガフィルムは倉庫内で保管されていたものが偶然発見され、デジタル化や傷・かびの除去などによる復元を経て82年ぶりに蘇った写真に、当時のウチナーンチュの生活の様子が垣間見えることだろう。

 

フレンチトーストピクニック2017

今日は福井県あわら市の金津創作の森で開催された「フレンチトーストピクニック」に行ってきた。

朝8時20分過ぎに自宅を出発し、国道8号線を福井方面へと南下しながら会場の金津創作の森には午前9時20分過ぎに到着した。

…福井では5月初旬のクラシックカーミーティングと並ぶ車関連イベントとして知られるフレンチトーストピクニックは、新旧のフランス車をメインとした遠足の感覚で楽しめる長閑なイベントで、北陸のフランス車乗りには初夏の風物詩ともいえる。

会場内のケータリングコーナーで名物のフレンチトーストを食べながら、各地から訪れた参加車輌を観察したり、創作の森敷地内の美術館・アートコアでの絵画展を観覧したりと遠足を楽しんだ。…今回のイベントでは地元の輸入車販売店の展示車のキャンバストップ越しから見た木漏れ日を見られたのが印象的だったけど、写真に収め忘れたのが惜しかった。

午後2時30分過ぎに会場を離脱してから、あわら市内のスーパーやJR芦原温泉駅加賀市のリサイクルショップなどを回って午後5時50分頃に帰着した。

…ここで、今回の参加車輌の中から気になった車を紹介したい。

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まずは今年で発売から50年を迎えるSR311型フェアレディ2000です。…最高出力145馬力を発生する直4・2リッターのU20型エンジンを搭載した高性能モデル*1で、フロントガラス部の高さやダッシュボードの形状から、今回参加した車は前期モデルでした。

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続いて紹介するのはパナール24BTです。…世界最古の自動車メーカーだったフランス・パナール社が1964年より生産した乗用車で、発売された翌年の1965年にシトロエンに統合されたことにより、パナール社最後の自社生産車となりました。

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続いて紹介するのはフォード・アングリアスーパーです。…映画化もされたイギリスのファンタジー小説ハリー・ポッター」シリーズに登場したことから世界的にその名の知られる小型セダンで、「クリフカット」と呼ばれるリヤガラス周りのデザインは、日本でもマツダ・キャロルが取り入れる程の特徴的なものでした。

*1:最高速度は205km/h

日本海食堂ミーティング2017・麦秋

今日は富山県富山市の「日本海食堂」での日本海食堂ミーティングに行ってきた。

朝8時10分に自宅を出発し、山側環状~国道8号線を北上。途中射水市の鏡宮交差点から国道472号線を回って、富山市婦中町のショッピングセンター・ファボーレ富山や富山駅に立ち寄りながら、食堂には午後12時過ぎに到着した。

…到着した後、店内で新聞などを読み進めている間にすっかり夢見心地となったのか、目が覚めると時計は午後3時前を指していた。

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寝起きで背伸びをしながら外に出ると、初夏の強い日差しを避けて軒先の日陰でくつろいだり日向ぼっこをしたり、店長さんも厨房の裏から原付オートバイを出してオートバイ仲間の友人たちと散歩に出かけたりと、いつものようにマイペースな車談議で盛り上がっていた。

僕も持ってきたビデオカメラを手に陽炎の立つ道路を撮ったりしたけど、もう少し腕前があればな…とつくづく感じながら、午後6時前に帰路に就いて、途中コンビニに立ち寄ったりして夜8時20分に帰着した。

…締めに今回のミーティングで注目した車やオートバイを…

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まず紹介するのはJA3型トゥデイ・ポシェットリミテッドです。…エンジン排気量が660ccになる平成2年の規格改定後の後期型4WD車で、後年のJC1型ライフ用ホイールキャップを填めていました。

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続いてホンダ・XL80Sです。…XLシリーズの弟分として昭和55年に発売された原付オフローダーで、最高出力6.3馬力の80cc・4ストローク単気筒のエンジンを搭載した2種原付登録車です。

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続いてヤマハ・MR50です。…昭和47年に発売された原付オフローダーで、店長さんの友人によると搭載される2ストローク単気筒エンジンは、兄弟モデルにあたるGT80用の80ccに換装されているそうです。

新旧ハッチバックでの衝突実験

YouTubeで、こんな映像を発見した。

 


ANCAP crash 1998 Toyota Corolla in to 2015-built counterpart

…新旧のトヨタ・カローラを用いた衝突実験の映像だ。

 

オーストラリアとニュージーランドの共同自動車安全機関・豪州自動車アセスメントプログラム(ANCAP)により行われた衝突実験で、今回の衝突実験には'98年式のAE100型ハッチバックと'15年式NZE180型ハッチバック*1を用いて64km/hからのスモールオフセットによる衝突実験が行われ、両車の衝突の瞬間を分析している。

 

その結果は'98年式の旧型が、衝突時の衝撃で乗員スペースまで大きく変形したのに対し、'15年式の現行型は衝撃が効率よく吸収され、乗員へのダメージもほぼ皆無という結果だった。

 

…以前アメリカでも新旧の乗用車を用いて同条件の衝突実験が行われ、50年で如何に技術が進んだかを立証させたけど、今回は17年という年代差だったことを考慮しても、ここまで安全技術が進化しているかを改めて立証させる結果となった。

 

しかしいくら車の安全性が高くなったといっても、重大な事故に遭遇しないためにはドライバーが如何に事故を未然に防ぐ意識を持っているかに委ねられていることを認識して欲しい。

*1:日本名・オーリス

「トラック野郎・男一匹桃次郎」('77)

YouTubeで、こんな映像を発見した。

 


男一匹桃次郎 特製ドリンク?

…昭和52年に公開された映画「トラック野郎・男一匹桃次郎」より、タイトル後序盤のワンシーンからの映像だ。

 

菅原文太さん扮する「一番星」桃次郎と愛川欽也さん扮する「やもめのジョナサン」金造が、運転席で器用に用を足しながらトラックを運転している道中で、道路脇をジョギングをする女子学生たちに冷蔵庫から缶ジュースを差し出した後、桂歌丸さんと三遊亭小円遊さん扮する2人の警察官にも一升瓶を差し出すけど…という内容のシーンだ。

 

…「笑点」のレギュラーメンバー~司会で長年活躍した歌丸さんと、その良きライバルでもあった小円遊さん。一升瓶を取り合うやり取りの後で歌丸さんが「なんだおまえ、後輩のくせに先輩に向かって!」と小円遊さんを一喝してから一升瓶をラッパ飲みするのだけど、中身を知らずにゴクゴク飲む様子にはある意味息を飲んだことだろう。

「あの車、どう?」~第246回~

今回のニューモデル紹介日記は、ダイハツのベーシック軽ハッチバック・新型ミライースを紹介したい。

 

6年ぶりのモデルチェンジで第2世代*1となる今度の新型は、新開発の軽量高剛性ボディ「Dモノコック」をはじめ、足回り部品の最適化、樹脂パーツの採用、内外装部品の合理化・薄肉化などにより、従来型車より最大80kgの大幅な軽量化を実現。35.2km/リットル(JC08モード、L SA III/L/B SA III/B・2WD車)の低燃費を達成。また衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を採用し、歩行者対応の衝突回避支援ブレーキやオートハイビームなど高い安全性を実現している。

 

エクステリアでは、新開発のLEDヘッドランプを採用。目力のあるシャープな印象としたほか、立体的かつ存在感のあるバンパー造形で「安全・安心感」を表現した。またインテリアでは、左右に広がる水平基調のインストルメントパネルを備え、シンプルで無駄のない空間を創出。白色LEDの自発光式デジタルメーターやTFTマルチインフォメーションディスプレイ(G/Xグレード)など、快適装備も充実させた。

 

…当時のガソリン車としては最高となる30.0km/リットル(JC08モード)、ベーシックグレードでは80万円を切る入り口価格を実現し、平成24年の軽自動車販売車名別ランキングで、ムーヴやタントの陰に隠れがちだったミラを同社9年ぶりのトップに押し上げた功績を挙げたミライース。今度の新型では長年のライバルといえるスズキ・アルトに燃費こそ及ばなかったものの、安全性の高さを武器に攻勢を仕掛けるようだ。

 

しかしワークスやターボRSを擁するアルトに対抗すべく、かつてのTR-XXのようなスポーティーグレードの追加設定の可能性については現段階では未知数といえるけど、手頃で高性能なスポーツモデルを望むユーザーの反応次第では期待しても面白そうなのではと思う。

*1:ミラシリーズとしては第9世代

福井クラシックカーミーティング2017

今日は福井県福井市福井県産業会館で開催された、「福井クラシックカーミーティング」に行ってきた。

朝8時15分に自宅を出発して、国道8号線を南下しながら進んで会場の産業会館には午前9時45分に到着した。…会場となる産業会館には県内や近府県から60台程の旧車が集まり、好天にも恵まれ多くの来場者で賑わった。

会場内では参加車輌を鑑賞したり物販コーナーでめぼしい掘り出し物を探してから、午後1時過ぎに会場を離れ、市内の中古レコード店やリサイクルショップなどを回って、午後7時30分前に帰着した。

…ここで、今回の参加車輌やギャラリーの中から注目した車を紹介したい。

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まず紹介するのはY31型セドリック・V20ターボブロアムです。…今年で昭和62年の発売から30年を迎える同車は前期型2リッター車のトップグレードで、オーナーさんのご厚意で自由に車内に乗れました。

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続いて紹介するのはG20型エスカルゴです。…平成元年に発売された「パイクカー」シリーズの一つとなるライトバンで、特徴的な内外装のスタイリングは「走る広告塔」にもなる程注目を集めました。

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今回の「大当たり」となったのがPA11型バイオレット・1.6GX-ELです。…今年で昭和52年の発売から40年を迎える同車、数少ない現存車の中でも内外装ともフルオリジナルの個体というかなりレアな1台でした。

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続いて紹介するのはCJ3B-J3型ジープです。…今年で昭和27年の国内発売から65年を迎える4輪駆動車の先駆車で、フロントグリルには三菱のスリーダイヤと当時の製造メーカーだったウィリス・オーバーランド社のロゴマークが一緒に入っています。

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今回のトリを飾るのがRT20型コロナ・1.5デラックスです。…耐久性の高さをアピールする手荒なCMでも知られる同車、今回発見した車は「トヨグライド」と呼ばれるオートマチックを搭載した車で、フロントグリルにも「Toyogride」のエンブレムが付いていました。