新年あけましておめでとうございます。
本年も旧年より増しての変わらぬご愛顧を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
2018年(平成30年)・元旦 m-shima(島田正臣)
今回のニューモデル紹介日記は、スズキの新型クロスオーバーワゴン・クロスビーを紹介したい。
今秋の東京モーターショーで先行発表され、きょう正式発売となったクロスビーは、コンパクトでたくましいSUVスタイルを採用しながら、広い室内空間と高い走破性を両立。大人5人がしっかり乗れる居住性と積載性を確保しつつ、180mmの最低地上高で雪道やラフロードにおける高い走破性を実現する。
デザインコンセプトは「一緒に毎日の楽しさを広げていきたくなる“愛すべき相棒”」とし、力強さと愛着のわくデザインを両立。独自の存在感を持ったシルエットに、SUVらしいワイドで力強いボディと、細部まで丁寧に作り込んだこだわりの造型で強いキャラクター性をアピールしている。またインテリアは、冒険心を刺激するデザインを採用。たくましいスタイルと広い室内空間を表現しながら、上質さの中に遊び心をプラスした。
パワートレーンは最高出力99psを発生する1.0リットル3気筒直噴ターボエンジンと6ATを組み合わせ、スイフトなどで定評のある高剛性と軽量化を両立する新プラットフォーム「ハーテクト」に搭載。1.0リットルターボでは初採用となるマイルドハイブリッドにより、余裕のある走りと22.0km/リットル(2WD車)の優れた燃費性能を実現する。
また4WD車には、パワフルでスポーティな走りを実現する「スポーツモード」、雪道やアイスバーンでのスムーズな発進をサポートする「スノーモード」を新たに採用。ぬかるみや滑りやすい路面で発進をサポートする「グリップコントロール」、急な下り坂で車速を約7km/hで維持する「ヒルディセントコントロール」とあわせて標準装備とした。
…ステーションワゴン+SUVの楽しさを融合させたクロスビー。その外観からも解るように軽自動車「ハスラー」の兄貴分的なポジションといえるけど、普通車ならではの余裕のある走行性能や「サポカーSワイド」に該当する予防安全性が、ハスラーとは一味違った「蜂の一刺し」となり得るかに注目が集まりそうだ。
スバルは19日、無資格検査問題の調査報告書と再発防止策を国土交通省に提出した。不正は1980年代から始まっていた可能性があり、遅くとも90年代には定着。検査員を認定する社内試験でも不正が見つかった。吉永泰之社長は国交省の奥田哲也自動車局長に報告書を手渡し「多大なご迷惑とご心配をおかけし心よりおわび申し上げます」と謝罪した。
外部の弁護士による調査報告書によると、スバルは、知識や技能が十分と社内で判断した従業員を、資格を取る前にもかかわらず出荷前の「完成検査」にあたらせていた。検査後は、資格をもつ検査員の印章を借りて押していた。社内外の監査のときには、工場の班長らの指示により、無資格の従業員を検査ラインから外す隠蔽(いんぺい)工作をしていたことも明らかになった。
再発防止策は、資格を持つ検査員の配置に関する記録を残し、検査員への登用前後の教育の充実を図る――などとした。
…完成車の無資格検査を巡っては、9月下旬に日産で発覚したことをきっかけに、これを受けたスバルの社内調査で判明。過去3年間に生産された39万5千台のリコールが届け出され、先月以降の販売台数には少なからず影響が及んだ。
しかし「スバリスト」と呼ばれる熱心なファンからは応援のメッセージも多く寄せられただけに、六連星の輝きを再び取り戻すためにもその声援を無駄にしてはならない。
今日は富山県富山市の日本海食堂での「日本海食堂ミーティング」に行ってきた。
今朝起床すると自宅の周りは見事に積雪していて、昨夜降っていた雨が寝ているうちに雪となったようだ。
…そんな雪降る中の朝9時前に自宅を出発、雪の積もった国道8号線を慎重に北上して、途中富山市内のリサイクルショップに立ち寄りながら正午前に到着した。
到着したのがちょうど昼時だったので、昼食にモツうどんを食べてから旧車誌を読みながらくつろいでいると、続々とミーティング参加メンバーが集まり、ストーブを囲んで暖を取りながらのミーティングが始まった。
今回は久々にえいちゃんさん・しるば~でぼさん夫妻やマル仲先生も参加して、店内はいつものミーティング以上に賑やかな様子となった。
…普段の足車となるハイゼットトラックで参加したマル仲先生、関から富山へと向かう途中の積雪路でスピンしてしまったらしく、車を確認してみたところ…
バンパーの周辺などにはスピンした際の痕跡が見事に残っていた。
もりもりさんと「Restore」によるミニコンサートでは、いつものレパートリーに加えて今の時期に見合う冬の歌などを披露。その後店長さんからケーキとコーヒーが振舞われたけど、space wさんからも先月東京で開催された旧車イベントのお土産のお菓子を戴いた。
…今年最後となる今回のミーティングは夕飯時まで続き、夜7時前に帰路に就いてから夜9時過ぎに帰着した。
今回のニューモデル紹介日記は、スズキの軽ハイトワゴン・新型スペーシアを紹介したい。
4年8か月ぶりのモデルチェンジに伴って第2世代となる今度の新型は、先の東京モーターショーで先行発表され、今回正式発売となった。
外装は厚みのあるフロント部、切り立ったフロントガラス、丸四角いボディに高いベルトラインで、実際の広さだけでなく見た目にも広さや大きさを感じるデザインを採用。ボディサイドに施したビードやサイドドアガラスを囲んだドアは、旅の道具を詰め込むときのスーツケースをモチーフに、「ワクワク感」を想いながら丸みを帯びた親しみやすいルックスも相成って、遊び心があり愛着の持てるデザインとした。さらにスペーシア カスタムでは、ボリュームのある大型メッキフロントグリルやLEDヘッドランプにより、精悍で迫力あるデザインを付加している。
内装は、水平基調のスタイリングで伸びやかさと見晴らしのよさを表現したインパネ形状により、運転席前の視界を確保し、開放感のある広々とした室内空間を演出。インテリアにもスーツケースをモチーフにしたカラーパネルを採用し、エクステリアと一体感のあるデザインとした。室内空間は前後長こそ2155mmと60mm短くなったものの、高さは35mmアップの1410mm、幅は25mmアップの1345mmを確保。低床を維持しつつ全高を上げることで室内を高くして居住性を向上させたほか、前後乗員間距離を拡大し足元空間を広げた。
安全面については、「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」に加え、軽自動車初の「後退時ブレーキサポート」を採用し、前後の衝突被害軽減ブレーキを全車標準装備。後退時ブレーキサポートでは、リヤバンパーに内蔵した4つの超音波センサーが車両後方にある障害物を検知し、自動でブレーキをかけることで後退時の衝突回避または被害軽減を図る。
また、フロントガラス投影式のヘッドアップディスプレイ(HUD)および、周囲を立体的に360°確認できる3Dビューを軽自動車で初採用する。HUDは車速、シフトポジションといった基本情報や、デュアルセンサーブレーキサポートの警告表示、進入禁止の道路標識などを直感的に理解しやすいカラーで表示。3Dビューは、フロント、リヤ、サイド(左右)の計4か所に設置したカメラの映像を合成・処理し、自車の周辺を俯瞰的に見ているような映像をモニターに映し出す。
また、軽量で高剛性の新プラットフォーム「ハーテクト」を採用するとともに、サスペンションを新設計して乗り心地を向上。発進時にモーターのみで走行できるマイルドハイブリッドを全車に搭載し、30.0km/リットル*1の低燃費を実現している。
…スペーシアはこれまで、激戦区となる軽ハイトワゴンではN-BOXやタントといった競合車種に対し、今一つインパクトに欠けていた感があっただけに、今度の新型スペーシアはその名に見合う一目でより大きく見えるようサイズ感のあるデザインが取り入れられ、加えてマイルドHVの搭載がアドバンテージとなるかが鍵となりそう。
*1:JC08モード・ハイブリッドG 2WD車
YouTubeで、こんな映像を発見した。
【懐かCM】1983年 日本石油 日石新ガソリン ~Nostalgic CM of Japan~
CI導入に伴って新たなブランドマークの発表と共に、従来の「日石ゴールド」「日石シルバー」に代わる新たなガソリンの名称を一般から公募するキャンペーンを鼓笛隊の行進に合わせて告知するという内容のCMだ。因みに新名称には「日石ダッシュスペシャル*2」と「日石ダッシュ」が採用された。
…この年にはプレミアムガソリンの無鉛化が始まり、石油会社各社からは新たに無鉛化されたプレミアムガソリンのCMが挙って放送されたけど、当時のオクタン価が98*3だったところに時代を感じさせる。