正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

過去最多のリコール

国土交通省によると、去年4月から12月にかけての自動車のリコール届出件数は昭和44年の制度開始以来過去最高の356件で、対象となった車の台数も664万台に達した。

これだけ大量のリコールが届けられた背景には、昨年3月の三菱ふそう製トラックの欠陥による脱輪事故に端を発したリコール隠蔽事件や電子制御部品の不具合、生産コスト削減による部品の共用化などが挙げられる。

確かに多くの車を作るメーカーとしても、1車種ごとにそれぞれ違う部品を用いるより1つの部品を何車種かで用いた方が生産コストが抑えられる分、利益に繋がる。…とはいっても部品を共用する車種が多くなることにより、1つの部品に不具合が起きると1度に大量の車がリコールの対象になるというリスクが生じることにもなるのだ。

そのようなことが1件でも少なくなるよう、メーカーには更なる品質管理の徹底を願いたい。