イラク南部・サマーワの陸上自衛隊宿営地付近で、走行中の自衛隊の車輌4台の車列付近で爆発があったようだ。
防衛庁によると、路上に仕掛けられた爆発物によるもので、高機動車1台の窓ガラスにひびが入った以外に被害は無く、隊員も無事だった。…しかし去年10月に宿営地に砲弾が飛び込んで以来の出来事だけに、現地で治安維持活動を行うオーストラリア軍の関係者などからは「自衛隊が武装勢力の標的になったのでは」という声も上がっているらしい。
…自衛隊が人道支援活動というカタチでイラクに派遣されてから1年半ほど経ち、着々と支援活動の成果を挙げているようだけど、イラク戦争以降駐留するアメリカ軍をはじめとした武装した軍服姿の外国人は自衛隊とて敵だと見ている武装勢力がいることが明らかなだけに、イラクの地の平和的な復興への道のりはまだ遠いのだろうか…。
