正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」〜第32回〜

今回のニューモデル紹介日記は先頃開催された東京モーターショーで先行発表され、このたび正式発売された新型車2車種を紹介したい。

まずは日産の小型ステーションワゴン・新型ウイングロードから。昭和54年発売の「サニー・カリフォルニア」を起源とするウイングロードは平成8年に現在の車名になってから今回の新型で3代目にあたる。

ティーダとプラットフォームを共用する新型でも、従来モデルで評判の高かったウォッシャブル・ラゲッジルームはもちろん健在*1で、今度はラゲッジルームの床蓋を引き上げるとベンチ代わりにもなってしまう。…しかし、ウイングロードが今回新型にモデルチェンジされるのに伴い、ステージアとの中間に当たるアベニールやプリメーラ・ワゴンの生産が中止されるのは惜しまれる。特にプリメーラ・ワゴンのデザインは発売から4年以上経ても斬新さが失われてなく且つ秀逸だっただけにね…。

また、カローラ・フィールダーやエアウェイブといった個性的な車種の多いこのクラス*2ステーションワゴンの中で従来モデルがコンスタントに販売台数を稼いできただけに、今度の新型がこれらのライバル車とどれだけ渡り合えるかが今後の課題といえる。

続いてはトヨタのミドルSUV・新型RAV4を紹介したい。平成6年に初代モデルが発売されて以来、今度の新型が3代目となるRAV4は従来モデルを正常進化させながらも、2.4リッターのエンジンを搭載し車格アップをはかった。

…しかし初代モデルが5ナンバーサイズだったことを考えると、新型の全幅・1,855mmはランドクルーザー並みの幅の広さなだけにかなりの大型化といえそうだけど、従来モデルの魅力だった軽快さが新型でも健在であって欲しいところ。

*1:エアロ仕様車に標準装備

*2:1.5リッター〜1.8リッター前後