正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」〜第36回〜

今回のニューモデル紹介日記はトヨタの人気コンパクトワゴン・新型bBを紹介したい。

bBというと平成12年に初代モデルが発売されて以来、保守的な印象の強いトヨタ車の中ではとても個性の際立った車で発売当初若い男性ユーザーをメインターゲットにしていたにも拘らず、年配のユーザー層にも多くの支持が集まったのはとても有名な話。

…従来モデルがヴィッツ・ベースだったのに対し、今度の新型はパッソ/ブーン(ダイハツ)がベースになっている。そのため先代より若干全長が短くなっているが、「black box」に由来する角の立った箱型のスタイリングは先代以上に角が立っている。しかし、見方によってはものすごく好みが分かれそう。特にヘッドライトの目つきの悪さはステップワゴンといい勝負だ。

「走るミュージックプレーヤー」というくらい凝ったオーディオシステム以外に新型bBの大きなアピール・ポイントというと、やはり「マッタリモード」シートだろう。キューブ以上にソファーのような座り心地を再現したこのシートは「マッタリモード」にすると座面が8cm程下降し、背もたれを大きく倒した状態だと車外からは乗員が見えなくなってしまうという。

…だからといって、この「マッタリモード」ポジションで運転しようとすると非常に危険なので、絶対まねをしないようにしてほしい。