今回のニューモデル紹介日記はトヨタの世界的知名度を誇るミドルセダン・新型カムリを紹介したい。
カムリは日本でこそ年間1万台ほどの販売台数ではあるが、主要な輸出先である北米では年間25万台以上、全世界では実に年間50万台以上も売れているという「世界戦略車」のひとつとして知られる。
…カムリというと現在はティアナやインスパイアと競合する中型セダンだけど、実は昭和55年に発売された初代モデルは、RA40/50系セリカと同じプラットフォームを持ったスポーティセダンだったという。とくにスポーティグレードの「GT」はこちらもセリカと同じ2リッターの18R-GEU型・直4DOHCエンジンを搭載したまさに「羊の皮をかぶった狼」といえる車だった。
しかも主要な輸出先の北米向けにはハイブリッド仕様車も用意されていて、プリウスの上級版といえるポジションに就くようだ。