今回のニューモデル紹介日記は、マツダのミドルミニバン・新型MPVを紹介したい。
今回3代目にモデルチェンジされたMPVは、さながらプレマシーの「兄貴分」といえそうなスタイリングだけど、搭載されるエンジンがV6も用意された従来型やエスティマやオデッセイとは異なり、すべて2.3リッターの直4とのこと。
特にトップレンジに当たるターボ付直噴エンジンは「MAZDA SPEED」によりチューニングが施されたアテンザにも搭載されているものと同型で、最高出力は245馬力を発生するという。…MPVと車格的に競合するエスティマがクラウン・アスリートに搭載されている3.5リッター・V6を搭載しているが、「直4はV6に比べてエンジン本体の重量が軽く、その分前部にかかる荷重も軽くなり、従来型より操縦安定性も向上する」とのこと。
これまで重心が高く旋回が不安定な印象が強かったミニバンやワンボックスカーであったけど、ホンダが平成16年のオデッセイやエリシオンからプラットフォームを低床化と共に重心を低くしたことをきっかけに、これからは乗用車にも遜色ない安定したコーナリング性能を持ったミニバンが主流になるのかもしれない。