正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」〜第46回〜

レクサスGS450h以来久々のニューモデル紹介日記はダイハツの新型コンパクトワゴン・クーを紹介したい。

クー(COO)はトヨタとの共同開発によるコンパクトカーの第2弾で、今年1月にトヨタから発売されたbBの兄弟モデルに当たる。…というのも、bBがプラットフォームを共用するパッソ/ブーンと同くダイハツの工場で生産されていることも大きく関係している。

クーは基本的なスタイリングこそbBと通じているけど、bBとはターゲットとなるユーザー層が大きく異なるようだ。「走るミュージックプレーヤー」とも異名を持つbBは若い男性ユーザーをメインターゲットとしているのに対し、クーは若いファミリーユーザーをターゲットにおいているのが大きな相違点といえる。

内外装についてもかなり趣が異なり、フロントシートの座面が下降する「マッタリモード」シートで知られるbBに対しクーのフロントシートは座面が上下に可動出来るようになり、リヤシートのリクライニング調整が2段階に対し、クーでは11段階ものリクライニングや前後スライドが可能となっている。

先代モデルのbBが年輩のユーザーからの支持が高かったことから、「現行bBではアクが強すぎる」というユーザーにも受け入れられる「もうひとつの顔」を持ったbBというだけではない魅力がクーにはあるのかもしれない。