今日はかつて北陸鉄道・加南線を走っていた電車「しらさぎ号」に逢いに加賀市山中温泉に行ってきた。
…「しらさぎ号」こと北陸鉄道6010型電車は昭和38年に日本初のアルミ製車体の電車としてデビューし、加賀温泉郷を訪れる県内外からの観光客や沿線の通勤・通学客を乗せてきた。昭和46年の加南線廃止後は静岡県の大井川鉄道に移籍し、平成13年まで活躍した。そして去年8月に当時の山中町が大井川鉄道から車輌を譲り受け、「道の駅・湯けむり健康村」で静態保存されることとなった。
およそ35年ぶりに「故郷」に帰ってきて余生を過ごすしらさぎ号は、静岡時代の面影*1も残しながらもほぼ当時そのままの姿だった。…出来れば隣接する「ゆーゆー館」で一風呂浴びてきたかったけど、今度のお楽しみにでもしよう。
*1:窓の広告や設置されたワンマン装置など
