正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

ガソリン価格、ついにリッター140円突破

中東情勢の緊迫化などによる今月から石油元売各社の石油製品卸価格の値上がりを受け、ガソリン小売価格がリッター平均5〜10円前後値上げされた。

全国各地のガソリンスタンドでの無鉛レギュラーガソリンの平均価格はリッター140円台を超え、平成2年のイラクによるクウェート侵攻から湾岸戦争に掛けての頃以来の高値水準となった。過去30年間で最高値をつけた昭和57年頃の無鉛レギュラーガソリンの平均価格がリッター170円*1近くだったけど、原油価格自体はさほど高くはなかったという。それだけ最近のガソリン価格高騰は原油価格とかなりリンクしているように思える。

…しかし、過去2度*2の「石油ショック」と異なるのは産油国からの原油の供給がある程度安定していることがある。というのも当時は土・日の営業を休止したり給油出来る量の制限もあったそうで、その頃よりは大きな混乱はなさそうだとはいえ、相次ぐ燃料費の高騰は車を利用する者にとって切実な問題だ。

*1:現在の物価水準で換算すると190円前後

*2:昭和48年と54年