JR東日本は昨日、電車内で急病人を介抱するなどした仙台市内の高校2年の男子生徒に感謝状を贈った。
男子生徒は5月29日午後6時20分頃、JR仙台駅から東北本線の上り普通列車で柴田町の自宅に帰宅する途中、車内で発作を起こした折れた女性客を発見し、すぐに携帯電話から119番通報した。
電車が次の駅に到着するまでの間、救急隊員からの指示を受けながら出血の有無や脈拍を確認するなど迅速な救助に貢献したことにより、女性は大事に至らなかった。
大の鉄道ファンという男子生徒は「救助の役に立ててよかったし、電車の運行ダイヤにも支障が出なかったこともうれしかった」とそのときの一部始終を振り返った。…最近「特急田中3号」や「鉄子の旅」など鉄道ファンを主人公にしたTVドラマやアニメなどが放送されるようになったことが、これまでマニアックな印象のあった鉄道ファンのイメージが向上しつつあるように思えるけど、今回のニュースが鉄道ファンの地位向上に更に貢献したと言えそうだ。