法定速度を88kmオーバーで乗用車を運転していたとして、北海道警旭川方面本部交通課は8日、滝川市に住む無職の男性を道路交通法違反(速度超過)の容疑で逮捕した。
調べによると男性は5月15日午前0時20分頃、法定速度60km/hの北海道深川市音江町の国道12号線を148km/hもの猛スピードで走行した疑い。オービス(速度自動取り締まり装置)が感知した際、男性は頭からトレーナーを被っていたが、顔の一部が写っていたことから道警科学捜査研究所の鑑定で割り出した。
男性は「悪ふざけをした。顔を隠せば捕まることはないと思っていた」と容疑を認める供述をしているという。88km/hもの速度超過は同本部館内では最速記録となるらしい。…とはいえ、覆面姿で運転すれば速度超過を犯しても検挙されないとでも思っていたのかと思うと発想が浅はかとしか思えないし、やることが暴走族となんら変わらない。
