国土交通省と独立行政法人の自動車事故対策機構は21日、車の衝突安全性能を評価する「2007年度自動車アセスメント」の結果を発表した。最近1年間で販売台数が多かった15車種を対象に、64km/h前面オフセット衝突や55km/h側面衝突などの試験を実施し、富士重工の普通乗用車・インプレッサがグランプリを獲得した。
去年6月に現行型が発売されたインプレッサは、衝突安全性能の総合評価が運転席・助手席共に6つ星を獲得し、歩行者頭部保護の面でも高い評価を得た。…近年の車はこれらの厳重な安全基準を高い水準でクリアできるようになったことにより、万が一の事故でも安全性を確保できるようになった。しかしいくら車の性能が向上したとしても、ドライバー1人1人が安全な運転を心がけることが事故を未然に防ぐ何よりの安全対策ではないかと思う。
