正臣のガレーヂ日記

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税制関連法案を30日に再可決へ…自民党が方針を確認

自由民主党は22日昼、伊吹幹事長や国会対策委員長経験者ら出席した会合を開き、ガソリン税の暫定税率を維持する税制関連法案について、憲法の「みなし否決」規定が適用できる今月30日に衆議院で再可決方針を確認した。

…今月1日に35年近く続いたガソリン税の暫定税率の期限が切れ、ガソリン・軽油の小売価格が大幅に値下がりしたことにより、今月から相次いだ生活必需品の値上がり分と相殺する家計のやりくりに慣れてきた消費者も多いはず。しかし、今月中旬辺りからアメリカ・ニューヨークの原油市場での取引価格が軒並み最高値を更新し、ゴールデンウィーク後半の行楽シーズンを迎えた来月にはガソリン価格の値上がりが確実視される。

そんな中で暫定税率が復活すればリッター30円以上の大幅な値上がりとなって、家計はもちろんのこと国民生活に与える影響は大きくなることが避けられない。…そうなれば、さながら「平成石油ショック」となることだって現実味を帯びる。

暫定税率を巡っては、これまで「道路特定財源」として道路整備に用途を限定していたものを一般財源化することが表明されたけど、その税金が多くの国民が実際に必要とされている用途で使用され、如何なるカタチで国民に還元されるのかを一人ひとりが厳重にチェックしなくてはならない。