今回のニューモデル紹介日記は、ホンダの新型コンパクトミニバン・フリードを紹介したい。
これまでのモビリオ/モビリオスパイクの後継モデルとして発売されたフリードは、フィットとプラットフォームや1.5リッター・エンジンなどの基本コンポーネンツを共用するコンパクトミニバンで、2列と3列のシートレイアウトを採用している。
フリードの大きなポイントといえるのが、3列目のシートをステップワゴンと同じ跳ね上げ式とすることにより8人乗りを可能とし、2列目のシートにセパレートされた「キャプテンシート」を採用したグレードも設定されたことだ。…これまでのコンパクトミニバンには無かった多様なシートアレンジを手頃な車体サイズで実現させた。
また、クラス最大級といえる広い室内空間と低床プラットフォームが相成って、これまで非常用という印象のあった3列目のシートも快適に座れるということも、シエンタやキューブキュービックにはない大きなアドバンテージといえそうだ。