正臣のガレーヂ日記

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東海北陸道、36年越しの全線開通

東海北陸自動車道は今日午後3時に岐阜県内の白川郷〜飛騨清見インターチェンジ間が供用され、愛知県一宮市の一宮JCT〜富山県小矢部市の小矢部砺波JCT間の約185kmが全線開通した。…全線開通は昭和39年の建設法施行から44年、昭和47年の着工から36年越しとなる中部地方を縦断する大動脈の完成により、北陸〜東海圏までの所要時間が大幅に短縮され、広域観光や環日本海交流の促進、地域経済などの活性化が期待される。

白川郷〜飛騨清見IC間は総延長24.9km、片側2車線で制限速度は70km/h、道路トンネルでは国内で2番目に長い飛騨トンネル*1の工事が難航し、当初予定していた今年3月の供用が大幅にずれ込んだ。

今回の東海北陸道の全線開通により、これまで北陸自動車道〜名神高速道路を利用して約4時間近くを要した北陸〜東海圏までの所要時間は約2時間30分で結ばれることになり、交通の便が大幅に向上した。…中部地方を縦断する新たなる大動脈・東海北陸道の全線開通が、北陸地方の活性化にどのような効果が得られるのか、今後の動向を確かめたい。

*1:延長10.7km