正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」〜第110回〜

今回のニューモデル紹介日記は、日産のスポーツカー・新型フェアレディZを紹介したい。

昭和44年の初代・S30型の発売以来、約40年もの長きに渡って世界的な支持を受け、愛されてきた日産を…いや日本を代表するスポーツカーであるフェアレディZは、これまでに世界中で170万台を販売してきたという。

6代目となる今度の新型は、初代からの「Z-Ness(Zらしさ)」である「ハイパフォーマンス」「デザイン」「ハイバリュー」を継承しながら、新たなパフォーマンスとデザインが生む「Newness」により動力性能と質感を進化させた。そのスタイリングは先代・Z33型のラインを継承しながら、「く」の字型になったヘッドライトとテールライトが特徴となっていて、リヤ・サイドガラスが初代・S30型を彷彿とさせているのが良い。…また、内装はドライバーとコクピットの一体化を目指し、スポーツカーとしての機能性と質感の高さを両立させている。

動力性能に関しては、全長・ホイールベースの短縮と大幅な軽量化、V6・3.7リッターのVQ37VHR型エンジンやシンクロレブコントロール付きの6速マニュアルミッション/マニュアルモード付き7速オートマチックミッションの採用により、世界最高水準の動力性能を実現させた。

同じ日産車のスポーツカーでも「プリンス」の血統を引き継ぐGT-Rに対し、「ダットサン」の血統を引き継ぐフェアレディZ。…そのキャラクターは異なれど、その根底には「最高のスポーツカーのあるべき姿」をそれぞれのスタンスで具現化しているかのように感じる。