今回のニューモデル紹介日記は、ホンダのハイブリッドカー・新型インサイトを紹介したい。
平成11年〜18年に生産された初代モデル以来、3年ぶりとなる新型は優れた燃費・環境性能と気持ちの良い走りを実現し、初代の3ドア・クーペから実用性の高い5ドア・ハッチバックに変更されたのが大きな特徴で、此方もコンパクトな5ナンバーサイズに収められている。
搭載されるハイブリッドシステムは、直4・1.3リッターエンジンとアシスト用の電気モーターという組み合わせで、ガソリンエンジンが主動力となっているのが電気モーターを主動力とするトヨタのハイブリッドとの大きな違いといえる。また、燃費性能も10・15モードでリッター30km*1を達成し、cd値0.28の空力特性に優れた車体形状も低燃費に貢献している。
大きな注目点となったのが価格で、ベーシックグレードでは189万円というハイブリッドカーとしては異例の低価格を実現し、ハイブリッドカー市場において高いシェアを誇るプリウスに挑む構えを見せている。
*1:JC08モードではリッター26km