正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」〜第118回〜

今回のニューモデル紹介日記、まずはスバルのフラッグシップ・新型レガシィを紹介したい。

平成元年の初代モデル発売以来、インプレッサと共にスバルを代表する乗用車として屋台骨を支えてきたレガシィ。第5世代目となる今度の新型は「グランドツーリング・イノベーション」というコンセプトのもと、運転する喜び「ドライバーズファン」の進化に加え、助手席や後席の快適性を求める「パッセンジャーズファン」、環境性能と信頼性を追求する「エコパフォーマンス」という新たな価値を実現する開発が行われた。

ラインアップはこれまでと同じくツーリングワゴン、セダン「B4」、クロスオーバー「アウトバック」の3本立てで、従来型に対して室内長、室内幅、室内高を拡大し快適性を向上させている。また、前後ドアがインプレッサフォレスターと同じサッシュ付きに変更された。

搭載されるエンジンは2種類の2.5リッター・水平対向4気筒と、3.6リッター・水平対向6気筒DOHCの3種類を設定。全車に「SI-DRIVE」を採用し、インテリジェント/スポーツ/スポーツ・シャープの3つのモードを切り替えることで、走行状況に応じた走り味を選択できる。また、新開発のCVT「リニアトロニック」は、バリエーター(主変速機機構)にチェーン式を採用し、コンパクトな設計で前席の足元スペースを確保するとともに、優れた伝達効率によって、特にオーバードライブ領域での燃費向上を実現している。エンジンの「クレードル構造マウント」の採用もこれに貢献する。

従来モデルより大きくサイズ・車格共にアップしたことにより、スバルの「フラップシップ」といっても相応しい車となった。…しかし歴代モデルは手頃な車体サイズで人気が高かっただけに、国内ではそのサイズを持て余してしまわないかが懸念要素となりそうだ。


続いては日産の新型商業バン・NV200 バネットを紹介したい。

昭和46年発売のチェリーキャブを起源とするバネット。こちらも第5世代目となる今度の新型は、マツダ・ボンゴのOEMから15年ぶりに自社生産*1となり、キャブオーバー型から安全性の高いセミキャブ型に車体形状が大きく変更された。…ラインアップは2人乗り/5人乗りのバンと7人乗りのワゴンの2本立てとなっている。

荷台床面の地上からの高さを50数cmと従来モデルより低くしたことにより、後部からの積載がしやすくなっている。また、エンジンはノートのマニュアルミッション車と同じ1.6リッター・直4のHR16DE型が搭載されている。

今度の新型には乗用登録のワゴン(7人乗り)が用意されているけど、リヤサスペンションがリーフリジッドとなっているところをみると、セレナのような乗用メインというより貨客兼用といった使い方がメインになりそう。

*1:ディーゼル、4WD車は従来モデルを継続生産