今回のニューモデル紹介日記は、トヨタの主力高級セダン・新型マークXを紹介したい。
マークXとしては2代目、前身の『マークII』シリーズからは11代目となる今度の新型車は、スポーティさと上質さの熟成を図り、本格FRセダンとしての質の向上を追及した。
新型マークXは、従来モデルの良さを活かした低重心でグラマラスなスタイルに、力強い走りを発揮する3.5リッター・V6エンジン搭載グレードを新たに設定、トヨペット店のフラッグシップモデルとして上級モデルであることをアピールしていく。
また、環境性能では2.5リッター車(2WD車)でリッター13.0km、3.5リッター車(2WD車)では10.2kmの低燃費を実現した。また、快適装備を充実させた2.5リッター車(2WD車)の「リラックスセレクション」は環境対応車普及促進税制と補助金の対象車となるという。
グレード展開は「スタンダード」、「スポーツ」、「プレミアム」の3タイプを設定する一方でエントリー価格を238万円と低く抑えられている。…クラウンやカローラと共に、トヨタのセダンの中では「売れ筋」車種といえるマークX。ヒットした従来モデルからの買い替え需要のみならず、より幅広いユーザー層を取り込めるのか、その真価が問われる。
