正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」〜第126回〜

今回のニューモデル紹介日記は、日産の高級セダン・新型フーガを紹介したい。

これまでのセドリック/グロリアに代わる主力高級セダンとして、平成16年に発売されたフーガ。2代目となる新型は、高級セダンとしての「走・美・快」の最高峰を追求して開発した日産のフラッグシップ。販売目標は月間800台を計画している。
 
エクステリアはFR(後輪駆動)車らしさを演出するためロングノーズ&ワイドプロポーションとし、サイドの躍動感のあるキャラクターラインにより踏ん張り感のあるデザインとした。インテリアは、赤ちゃんの肌のように柔らかいセミアニリン本革や、銀粉をコーティングして華やかさを際立たせた本木目などを採用し質感を追求。自然なそよ風を再現し、リラックス効果が期待できるアロマディフューザーなどにより、森の中にいるような空間を演出する「フォレストエアコン」を装備し、快適性を高めた。
 
また、より滑らかで安定感のあるコーナリングを実現する「コーナリングスタビリティーアシスト機能」を採用、意のままに操れる走りを実現する。さらに、路上のインフラ設備との通信により、音声ガイドとナビ画面表示でドライバーに交差点での危険への注意を喚起する「安全運転支援機能」をはじめとした多彩な安全技術を搭載する。
 
エンジンは、VVEL(バルブ作動角・リフト量連動可変システム)を採用した「VQ37VHR」エンジンを搭載*1した3.7リッターと、「VQ25HR」エンジンを搭載した2.5リッターを設定。これにマニュアルモード付7速オートマチックトランスミッションを組み合わせる。
 
燃費向上のための情報を足の裏からドライバーに伝える「ECOペダル」や、車両が燃費を向上させる制御を行う「ECOモード」を設定するなど、先進的な環境技術を投入したのも特徴。2.5リットル車はエコカー減税による減税措置に適合し、自動車取得税自動車重量税が75%または50%減税される。
 
…リヤが少し膨らんだサイドのスタイリングは、かつての330型セドリック/グロリアを思い出させる新型フーガ。来年に追加発売されるハイブリッドカーが注目されるけど、クラウンとの「違い」を如何に表しているかが気になるところだ。

*1:最高出力333ps/7000rpm、最大トルク37.0kgfm/5200rpm