観光バスで自転車の男性と衝突し逃走したとして、警視庁三田署は9日、自動車運転過失致死と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、埼玉県川口市の観光バス運転手を逮捕した。三田署によると、運転手は「何かにぶつかった感覚があったが、客を迎えに行く途中で急いでいたので、そのまま行ってしまった」と供述しているという。
三田署の調べによると、運転手は8日午後9時ごろ、東京都港区海岸の交差点をバスで左折する際、自転車で横断中の港区に住む会社員の男性(34)を巻き込む格好で衝突したが、救護措置をとらずに逃走した疑いが持たれている。男性は搬送されたが、臓器損傷などで9日未明に死亡した。
…理由がどうあったとしても、ひき逃げは決して許されざる行為であり、しかもハンドルを握ることを「生活の糧」とするプロのドライバーとあれば尚更のことだ。
