正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」〜第129回〜

今回のニューモデル紹介日記、まずはスズキの軽セダン・新型アルトを紹介したい。

昭和54年の初代モデル発売以来7代目となる新型は、燃費・排出ガス性能を従来モデルより向上した。車体の軽量化や副変速機構付CVTの採用などにより、2WD・CVT車でリッター24.5kmを達成し、全グレードの2WD・4WD車で環境対応車普及促進税制(エコカー減税)に適合する。

外観は伸びやかでスタイリッシュなルーフライン、丸みをおびたフロントフェイスなど、親しみやすいデザインとした。内装はベージュとブラウンの配色など、優しく柔らかな印象とし、室内の広さを表現した横基調のデザインのインパネ、見やすい大型メーターを採用した。

また、2400mmのホイールベースによってゆとりある快適な室内としっかりした走り、快適な乗り心地の実現を目指した。見晴らしの良い運転席や乗り降りしやすい前後ドア開口部など、使いやすさを考えたパッケージングとしたという。

…本体価格が47万円という、当時としてはセンセーショナルな価格設定で高い人気を博したアルトも、今年で発売から30年。軽自動車のバリエーションが大幅に広がった中でも、アルトの存在感は褪せることはないといっても過言ではない。


続いて紹介するのは、ホンダの軽商業車・新型アクティトラックを紹介したい。

10年ぶりのモデルチェンジとなる今度の新型は、「居住性」「機動性」「耐久性・信頼性」を高め、最量販モデルの「SDX」タイプは従来モデルより価格を4万円下げるなど、求めやすい価格設定とした。

新型は基本的なパッケージレイアウトを見直し、従来モデルのセミキャブレイアウトから前輪の上に座席が位置するキャブオーバーレイアウトを採用したことにより、広いキャビン空間と、軽トラックNo.1(ホンダ調べ)の最小回転半径3.6mの小回り性能を実現するなど、使い勝手を大幅に向上している。

また、サビに強い亜鉛メッキ鋼板の適用範囲を拡大し、軽トラックとしては最長クラスの防錆保証期間を適用しているという。

…ホンダの軽トラックはT360以来45年以上の歴史があって、そのDNAは脈々と受け継がれているけど、セミキャブからキャブオーバーへの回帰がどのような効果を得るのかが今後の課題となりそうだ。