石川県内灘町で、けがをした飼い猫の体内から金属製の銃弾が見つかった事件で、津幡署は１日、同町に済む会社員の男性(61)を銃刀法違反（発射制限違反）と動物愛護法違反の疑いで逮捕したと発表した。
逮捕は6月30日。
発表によると、会社員は6月24日午後11時頃、自宅近くの駐車場で、同所の無職男性(78)の飼い猫に、県公安委員会から許可を得ている競技目的以外で空気銃を発砲し、傷を負わせた疑い。調べに対し、「日頃から（発砲した）猫に敷地内に入られたり車の上に乗られたりして、腹が立っていた」と供述しているという。
今回の事件の根底には近隣同士のトラブルが起因しているとみられるけど、何故飼い猫を空気銃で射殺しようとするまでに至ったのか、警察には犯行に至った動機を詳しく追及して欲しいところだ。…また、公安委員会からの所持に関する許可を必要とする実銃はもちろんのこと、模型店などで市販されているエアソフトガンやモデルガンを趣味で嗜む立場に在る者の1人として、本来の使用目的から大きく逸脱した使用方法による事件がこれ以上発生しないことを願いたい。
