正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」〜第135回〜

今回のニューモデル紹介日記は、マツダのミドルミニバン・新型プレマシーを紹介したい。

平成10年の初代モデル発売以来、MPVやビアンテと共にマツダのミニバン・ラインアップの一翼を担うプレマシー。…今回の新型は平成17年以来5年ぶりのモデルチェンジとなる。

新型には、自動的にエンジンを停止・再始動するアイドリングストップ機構「i-stop」を「20S」「20E」の2WD車に設定した。これによりプレマシーの燃費は、2リッタークラスの国産ミニバンではトップとなるリッター16.0km(10・15モード)を達成しエコカー減税エコカー補助金の対象モデルとなっている。

i-stopの搭載は『アクセラ』『ビアンテ』に続き3車種目で、新型プレマシーの開発担当主査によると、i-stopの搭載率は、アクセラで47%、ビアンテでは77%になるという。

プレマシーは、ベースグレードの「20CS」が179万9000円、中間グレードの「20E」が192万円、上級グレードの「20S」でも209万9000円(いずれも2.0リッターFFモデル)と、同種の7人乗りミニバン『ウィッシュ』、『ストリーム』の2リッター車と比較すると、価格を抑えたグレード設定がされていて、より小型の『フリード』の上級グレードにも匹敵する。

この価格設定は1.8リッターモデルを用意している2車種に対し、2.0リッター車のみとなるプレマシーにとっては弱みともいえるが、1.5リッターのフリードに対しても価格競争力を持たせる意味合いもあるようだ。