今回のニューモデル紹介日記は、ホンダの主力コンパクトカー・フィットに追加設定されたハイブリッドを紹介したい。
平成19年より現行モデルが発売されているフィットは、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを活かした広い室内空間や、シートアレンジ、燃費性能などにより好評を得ている。
今回のマイナーチェンジでラインアップに加わった「フィットハイブリッド」は、ハイブリッド用バッテリーなどの機器を荷室下に収めることで、フィットならではの居住性やシートアレンジといった特長をそのままに、30km/リットルの燃費性能を実現し、車輌価格もこれまでのハイブリッドカー*1では最安値の159万円から設定されているという。
…ホンダの量販車種であるフィットにハイブリッドが追加されたことにより、インサイトやCR-Zに続く同社のハイブリッド車ラインアップの充実化が図られたと共に、159万円からというハイブリッドとしては手頃な価格設定は大きな魅力といえる。ホンダは「あくまでもフィットの主力はガソリン車」とコメントしているけど、ハイブリッド車の追加設定はコンパクトカー市場において「台風の目」となりうる存在となりそう。
*1:普通車