正臣のガレーヂ日記

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東北太平洋沖大震災の深き爪あと

東日本を襲った巨大地震で、宮城県警の竹内直人本部長は13日の県災害対策本部会議で、犠牲者数について「万人単位になることは間違いない」と述べた。県警は同日までに確認された県内の死者は379人で、なお多数の行方不明者がいると発表した。今回の大地震は、死者・行方不明者が10万人を超えた関東大震災(1923年)以来の大惨事になる見通しが強まった。

気象庁は同日、マグニチュード(M)をこれまでの8.8から9.0に修正、確定したと発表した。国内観測史上最大で、世界では4番目の規模。同庁は「複雑な形で巨大な地震が3回連続して起きた」と指摘。「極めてまれなケース」としている。
今後M7以上の余震が発生する確率については、13日午前10時からの3日間以内で70%、その後3日間以内で50%とした。M5以上の余震は既に180回以上観測され、「過去と比べものにならない数」という。震源域は岩手沖から茨城沖までの長さ約500キロ、幅約200キロに及んでいる。

気象庁は13日午前、青森、岩手、宮城、福島各県の太平洋沿岸に出していた津波警報を津波注意報に切り替え、午後5時58分解除した。

一方、宮城県警は同日、東松島市野蒜地区で200人以上の遺体を発見、自衛隊が収容を始めた。このほか、石巻市沿岸部でも多数の遺体が浮かんでいるとの情報がある。県によると、南三陸町は津波により壊滅状態で、人口約17000人のうち9000人余りと連絡が取れない状態という。

警察庁のまとめによると、午後3時半現在、死者は岩手302人、福島208人など12都道県で977人、行方不明者は739人。仙台市若林区でも津波によるとみられる200〜300人の遺体が見つかっており死者・行方不明者は2000人を超えた。 

震災の発生から3日経って、被災地の凄惨な被害状況が明らかになりつつある。テレビなどのニュースで報じられる現地の様子を観ているだけでも地震や津波の規模の大きさに、言葉をなくしてしまうほどだ。…どうか安否がわからない中に1人でも多く生存者が居ることと早い復興を願いたい。そして震災の犠牲となった方々に心よりご冥福を祈ると共に、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。