正臣のガレーヂ日記

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アル・カポネの拳銃が870万円で落札

米国の禁酒時代のシカゴで「暗黒街の帝王」と呼ばれたアル・カポネが使った拳銃が22日、当地のクリスティーズでオークションに掛けられ、6万7250ポンド*1で落札された。

この拳銃は、1929年型の38口径コルト・ポリスポジティブ。この日は10−20世紀の209点の火器類などが出品され、落札額は合計で63万4825ポンドに上った。

カポネは抗争相手ら7人を殺した29年の「聖バレンタインデーの虐殺」などで悪名をはせた。きちっとしたスーツを着込んで帽子をかぶった姿も有名で、ギャングの服装の定番となった。…顔に傷跡があったことから「スカーフェイス」とあだ名されたカポネはある時、「優しい言葉だけよりも、優しい言葉と銃の方がはるかにうまく行く」と語ったといわれる。

…映画「アンタッチャブル」などでも描かれた1920年代〜30年代の「禁酒法」時代。そんな時代を暗躍した大悪党アル・カポネの愛用した拳銃のは、外装にニッケル仕上げが施されたオーソドックスなリボルバー。アンティーク品の拳銃としての価値のみならず歴史的な価値も大きいだけあって、おいそれと弾を詰めて撃つには勿体無い。

*1:約870万円