職場の同僚から、こんなことを唆された。
「シマさんは絵心があるから、マンガ家になってみたら?」
…どうやら5月の職場の歓迎会で、上司や同僚の似顔絵をスケッチブックに描いて発表したところ、思いのほか周囲の受けが良かったらしい。
かくいう僕も一時はマンガ家を志そうと考えたクチで、ある程度の画材は揃っている。しかも下手の横書きながら、同人サークルにマンガやイラストを提供した事だってある。…とはいえマンガを描く上で必要となる画力はともかく、ストーリーを作る上での文章構成力もあるといえるか微妙なところだ。
同僚曰く「シマさんが出版社の新人賞とかに応募するなら、普段の日常を題材にした4コマが良いと思うよ」とのアドバイスを受け、作品作りにおいて重要なストーリーの構成を練ったり、マンガ誌などを参考に登場するキャラクター描写の研究を重ねている。
…参考資料となるマンガ誌も4コマ誌や少年誌のみならず、劇画調の作風がメインの青年誌も読んではみているけど、納得の行く作風の描写を得るにはまだ研究の余地がありそう。