正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

会宝リサイくるまつり

今日は金沢市の会宝産業で開催された「会宝リサイくるまつり」に行ってきた。

「会宝リサイくるまつり」は、使用済み自動車のリサイクルを通して環境維持について知ってもらおうと行われたイベントで、会場は多くの家族連れで賑わった。

早速不要なおもちゃを交換バザーの受付引き取ってもらい、会場内を散策すると場内では縁日コーナーをはじめ、HA23V型アルトをベースとした電気自動車などが展示されていた。

…「Re92.7 EV(りくつな・イーブイ)」と名づけられた電気自動車は、中古の軽自動車のエンジンや燃料タンクを電気モーターや走行用バッテリーに載せ換えたコンバージョン型の電気自動車で、本体価格100万円以下での市販を予定しているとのこと。

他にも中古車のシートを再利用した「トレジャーチェア」やシートベルトを再利用したかばん(これらは市販されているそうだ)、 更にはメルセデスベンツ・Aクラスの生首(!?)なども展示されていた。

…雨が降り出してきた中、工場内で使用済み自動車を重機で解体するアトラクションが行われた。

工場内の解体処理スペースに置かれたK11型マーチを用いて行われた廃車解体デモンストレーション、まずは車内に装備されたエアバッグ処理から始まり、来場していた子供たちの手によってエアバッグが展開された後は、アトラクションのメインとなる重機を用いた解体となった。

…車が轟音を響かせながら解体される様子は壮観だったけど、後に新たなカタチで再利用される車の最期を見届けたと思うと、どこか複雑でもあった。

隣の駐車場ではナンバープレートを付けたHA11S型アルト・ベースの電気自動車(Re92.7 EV試作1号車)の試乗会も行われていて、車のリサイクルを通してエコロジーのあり方を考える機会が出来た。