正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第173回~

今回のニューモデル紹介日記は、マツダのミドルセダン/ワゴン・新型アテンザを紹介したい。

 

今回のモデルチェンジにより3世代目となった新型は、同社の提唱する新世代技術「SKYACTIV」と新デザインテーマ「魂動(こどう)」を採用したフラッグシップモデル。CX-5に搭載された高効率かつパワフルな新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」を設定するなど、SKYACTIV技術を全面的に採用し、力強く気持ちのよい走り、快適かつ上質な乗り心地を実現した。

環境面では、マツダ独自のアイドリングストップ機構「i-stop」や減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」を全車に搭載。中でもクリーンディーゼルエンジン搭載車は、3ナンバーのセダン・ワゴンとしてトップの燃費性能*1を実現。さらに、ミリ波レーダーやカメラなどにより、障害物を検知し、安全運転をサポートする先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を採用。自動ブレーキを作動させるシステムや、車線はみ出し時の警報、AT車でのペダルの踏み間違いによる誤発進を防ぐシステムなどを用意した。

また、Aピラーを後方に配置して広い視界を確保するとともに、タイヤハウスを前方に配置することで、オフセットの無い自然なペダルレイアウトを実現し、理想的な運転環境を提供する。

…これまでのカペラに替わる、マツダのミドルレンジを担う車種として平成14年にデビューしたアテンザも、今やかつてのルーチェに匹敵する位置に立ったといえる。となると「SKYACTIV」の完成系として、RX-7RX-8の後継モデルとなりうるロータリー搭載車の存在が異様に引っ掛かってしまう。

*1:HV車除く