正臣のガレーヂ日記

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今年の流行語大賞は「ワイルドだろぉ」に決まる

その年に話題となった言葉を決定する年末恒例の『2012 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)が3日発表され、今年大ブレイクしたピン芸人スギちゃんの持ちネタ「ワイルドだろぉ」が年間大賞に選ばれた。芸人による大賞受賞は2008年のエド・はるみさんによる「グ~!」以来4年ぶり。また今夏に開催されたロンドン五輪での競泳・松田丈志選手による「手ぶらで帰らせるわけにはいかない」や、京都大学山中伸弥教授がノーベル賞を受賞したことで一気に広まった「iPS細胞」などがトップテン入りを果たした。

同選考委員会では、大賞について「ユニークそのものの扮装と、さらに飛び出してくるコトバというのが『ワイルドだろぉ』というもので、まさに正体不明のイメージによって人気を集めている」と分析。また、「『ワイルド系』であっても『活き』のいい新しいタイプの人たちの手によって日本を掃除してほしい」という希望を込めたという。

トップテンには野田佳彦総理大臣が衆院解散に関しての「近いうちに…」や、「維新」など政治の揺らぎを表した言葉のほか、東京スカイツリー開業にあわせ注目された大規模な商業施設「東京ソラマチ」などが選出されている。

同賞は1年の間に軽妙に世相を表現している言葉や、広く大衆の目や口、耳を賑わせた言葉の中から選出。11月8日に大賞候補50語が発表されていた。

トップテンに選ばれたのは下記のとおり
「受賞語」受賞者
iPS細胞山中伸弥氏(京都大学iPS細胞研究所所長)
「維新」橋下徹(日本維新の会 代表代行)
LCCPeach Aviation社/エアアジア・ジャパン社/ジェットスター・ジャパン
「終活」週刊朝日編集部/故 金子哲雄氏(流通ジャーナリスト)
「第3極」第3極関係者
「近いうちに…」野田佳彦首相
「手ぶらで帰らせるわけにはいかない」松田丈志選手(ロンドン五輪競泳日本代表)
「東京ソラマチ東武タウンソラマチ
「爆弾低気圧」ウェザーニューズ
「ワイルドだろぉ」スギちゃん(芸人)【年間大賞】

 

…人気芸人さんの持ちネタから、流行語大賞が選ばれたのは4年ぶりとのことだけど、これまでの傾向からすると来年以降は尻すぼみになってしまうケースが少なくない。それだけにスギちゃんさんには持ち前のワイルドさで来年以降も乗りに乗って欲しいところだ。