今週末・16日の衆院選投票日を控え、最近頭を抱えてばかりの日々が続いている。
…というのも近年の日本を取り巻く情勢の混迷や領土を巡る周辺国との対立、未だ先行きの見えてこない閉塞感からの打開が見出せない現況から、最近顕著に現れている所謂「保守強硬派*1」勢力の台頭による政治や世論の「右傾化」に関してだ。
「現行の憲法を全面改定し、集団的自衛権の行使を認可」や「自衛隊を国防軍へと名称を変更」など、周辺国での有事に対しての軍事力の強化を政党政策として主張する政党に、国民の人気が集まるのも頷ける。
しかし悪戯に右傾化を加速させることにより、周辺国との対立をより悪化させる上に、同盟国であるアメリカや国際社会全体から孤立し、再び戦争へと進んだ過去を繰り返すのではないかと懸念する声が海外の主要なメディアを通して挙がっていて、多くの国民が再び戦争へと進むことを望んでいるのか、憲法を改定するにしてもその真意を慎重に見極める必要が充分にあるのではないか。
…今回の選挙には慎重に政策方針などを見極めたうえで、この人になら「この国のこれから」を任せられるという人に、1票を委ねて欲しい。