正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第175回~

今回のニューモデル紹介日記は、トヨタの高級セダン・新型クラウンを紹介したい。

 

今回4年ぶりのモデルチェンジとなった今度の新型は、クラウンの本質である優れた乗り心地や高い静粛性を磨き上げたうえに、現代においてクラウンに求められる要件を積み上げていくことを念頭に置き開発された。

新型では、新世代直噴技術D-4S採用の2.5リッター・直列4気筒アトキンソンサイクルエンジンと、高トルクモーターを組み合わせた新開発FR専用ハイブリッドシステム搭載モデルを設定。V6・3リッター車に匹敵する高出力と、リッター23.2km(JC08モード)を両立している。

エクステリアは、水平基調の伸びやかな低重心の基本骨格と躍動感を両立したサイドビュー、王冠をモチーフとした迫力あるフロントフェイスが、クラウン独自の個性を強調。

インテリアは、日本の美意識をいかした造形や手工芸品の趣がある質感を表現する一方、対照的な、先進のトヨタマルチオペレーションタッチを採用。伝統と革新が融合したモダンな室内空間を表現している。

また、アダプティブハイビームシステムやパノラミックビューモニターなどの安全確認を支援するシステムや、改良型のプリクラッシュセーフティシステムなどの衝突被害軽減システムを設定しているとのこと。

…昭和30年の初代モデル発売以来、じつに60年近い歴史を誇るトヨタの象徴ともいえる歴代クラウン。今回14代目となる新型では、かなり斬新なデザインのフロントマスクが大きな特徴となっているようだ。

 

バンパーにまで伸びたフロントグリルに一見すると「これがクラウン?」とさえも思われそうだけど、長年培われた歴史や伝統を尊びながら、斬新な試みも積極的に取り入れているところに、クラウンが「王座」に君臨する秘訣なのではないかと思える。