正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

日産、新興国向けに「ダットサン」復活へ

日産自動車が、昭和50年代まで使用していた「ダットサン」ブランドを、新興国向けで、復活することをを検討していることが2日、わかった。現在主力の「ニッサン」、高級ブランド「インフィニティ」に次いで、新興国での低価格車ブランドとする。

ダットサンは、ニッサンの前身である「ダット自動車製造」に由来するブランドで、昭和初期から使用されていた。戦後も海外市場を中心に幅広い車種に利用されていた。かつてはスポーツカー「フェアレディ」も、北米向けではダットサンブランドを用いていた。昭和56年にニッサンブランドへの統一*1が決まり、使われなくなっていた。

新興国の自動車普及をにらんで、トヨタ自動車が「エティオス」、ホンダが「ブリオ」など、価格を100万円以下に抑えた低価格車を投入している。日産もダットサンブランドを使ってこのジャンルの低価格車をインドやロシアなどで発売する計画だという。

…多くの日産車乗りにとって、「ダットサン」というブランドに特別な思い入れを抱いている人も少なくは無い。それだけに車の普及に貢献してきた往年のブランドが、新たなカタチで蘇えることを期待せずにはいられない。

*1:昭和58年のCI導入に合わせて