正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」〜第172回〜

今回のニューモデル紹介日記は、スバルのクロスオーバーSUV・新型フォレスターを紹介したい。

平成9年の初代モデル発売以来4代目となる今度の新型は、「SUVとしての本質的な価値の実現」を目指して開発。スバル独創のシンメトリカルAWDを核に、走行性能、安全性能、環境性能といったクルマとしての基本性能を進化させ、その上で、SUVならではの道具としての使う愉しさと、ストレスなく自由な移動を可能にする走る愉しさを大幅に向上させた。

新型には、2リッター水平対向4気筒DOHCのNAおよび直噴ターボモデルをラインナップ。NAモデルはドライバビリティを高めた新リニアトロニックとの組み合わせで、レスポンスの良さとJC08モードでリッター15.2kmの優れた燃費性能を両立。ターボモデルは専用設計の高トルク対応リニアトロニックとの組み合わせで、高い動力性能と燃費性能を高次元で両立させた。また、ボディ、シャシーの進化、AWDに新制御システム「X-MODE」を採用したことなどで、あらゆる路面での高い走破性を実現しているという。

エクステリアは、「スポーティさ、たくましさ、安心感・信頼」を感じさせるフロントデザインを採用。また、Aピラー下端部を200mm前方へ出し、伸びやかなシルエットとしたほか、フロント周りやドアパネル、リヤゲートに、厚みを持たせたデザインとすることで力強さを演出した。

インテリアは、洗練された造形と質感の高いマテリアル表現により、空間の広がりとSUVならではのたくましさと力強さ、上質感を表現。インストルメントパネルは、横への広がりをもたらす水平基調の造形を採用し、開放感あるデザインとなっている。

また、従来型に対して、室内サイズ、各ピラーの配置、後席のフロア形状、前後席の着座位置などに大幅な見直しを図り、ゆとりある室内空間と開放感溢れる良好な視界を実現した。

…平成9年の初代モデル発売から15年という節目の年に、新型へのモデルチェンジを行ったフォレスターインプレッサのプラットフォームを用いているという点では、先月モデルチェンジされたSUBARU XVにも通じている。しかしインプレッサ・ハッチバックの外装を、オフロードSUV風に飾ったXVでは好みが分かれる部分も少なくない。

また、フォレスターと競合車種となるアウトランダーも先月モデルチェンジされたばかりなだけに、如何に競合車種には無い魅力を引き出せているか、一度実車を観てみる価値はありそう。