今回のニューモデル紹介日記は、スズキの新型軽ハイトワゴン・スペーシアを紹介したい。
平成20年に発売されたパレットから、名前も中身も一新しての発表となったスペーシア。メインユーザー層とされる子育て世代にむけて、幼稚園から小・中学校と、例えば10年間乗ることを想定し、10年乗っても飽きの来ないデザインを追求した上で、より温和な表情のフロントマスクとなっているのが大きな特徴となっている。
従来のパレットに対しホイールベースを25mm延長し、前後のピラーを立てて頭部スペースをより広くとったことにより、室内長もクラストップの2215mmまで延長。さらに屋根の幅も60mm広げたことで、より余裕のある室内空間を作り上げた。
高張力鋼板の効果的な配置でパレット比90kgの軽量化と、ワゴンRで取り入れた回生発電システム「エネチャージ」の採用により、軽ハイトワゴンとしては最高水準となるリッター29kmの優れた燃費を実現し、軽自動車に求められる経済性にも応えているという。