正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第179回~

今回のニューモデル紹介日記は、ホンダの上級ミドルセダン・新型アコードを紹介したい。

 

平成16年以来のモデルチェンジとなる今度の新型は、新開発の次世代型ハイブリッドシステム「スポート ハイブリッド i-MMD」を搭載したハイブリッド専用モデルとなり、官公庁・企業向けのPHEV*1車も設定されている。

 

「スポート ハイブリッド i-MMD」は、新開発のハイブリッド専用エンジン、走行用モーターと発電用モーターの2つのモーターを内蔵した電気CVTに加え、回生した電力を蓄えられるリチウムイオンバッテリーを組み合わせたシステムとなっていて、FFの駆動方式の下、「EVドライブモード」「ハイブリッドドライブモード」「エンジンドライブモード」から自動的に適切な選択肢が選ばれるようになっている。

発進と低中速域のクルーズは主にモーターのみで走行し、加速時などはエンジンで発電しモーターで走行、高速クルーズは主にエンジンで走行するなど、EVドライブ、ハイブリッドドライブ、エンジンドライブの3つのモードを自動的に切り替えて走行することで、軽自動車トップクラス並みのリッター30.0km*2という低燃費を実現。また、発進の瞬間から最大トルクを発生させるモーターで走行することで、滑らかで力強い加速性能を発揮。優れた快適性と静粛性を実現しているという。

…新型へのモデルチェンジに伴って国内向けをハイブリッド専用車としたのは、主要な市場となるアメリカでも競合車種となる、トヨタ・カムリと同じ手法を取ったといえる。現段階ではセダンのみのモデルチェンジとなっているけど、続くワゴンのモデルチェンジはいつ頃になるのだろう。

*1:プラグイン・ハイブリッド

*2:JC08モード