正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

母の新車、その実力は…

今日は今月納車された母の新車である、LA310S型ミライースを試乗してみた。

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今回導入したミライースは、先頃マイナーチェンジを受けた後期モデルではなく発売1周年記念の特別仕様車「Xf メモリアルエディション」で、昨年12月登録の新古車とのこと。…納車されたのがちょうど岐阜県高山市へ出かける直前だったことから詳細を掴めなかったけど、今回その機会が出来たので軽く出かけてみた。

まず運転席に座ってみると座面の着座位置が高く、身長177cmの僕が乗ると天井に頭が支えそうな上に、フロントガラスの上部が視界から見切れてしまうので、座面を上下に調整出来るシートリフターが欲しいところだ。

いざ運転してみると、最高出力52馬力のKF型エンジンと高効率なCVTの組み合わせはもちろんのこと、現行の軽自動車では比較的軽い分類に入る790kg*1の車重も相成ってか、発進・加減速ともスムーズで交通の流れにもストレスなく付いて行ける。アイドリングストップ作動後からのエンジンの再始動時の音や振動も、思っていたよりは少なかった。

メーターパネルの上下に燃費の良い運転を促す照明があって、燃費の良い走行状態を示す緑の状態を維持させることにより、低燃費を意識した運転を促してくれる。また、ウィンカーを作動させた時の音が通常のリレー作動音ではなく電子音となっていて、リレー作動音で慣れている耳には不思議な感覚だった。

…ユーザーのニーズの多様化から、普通車にも匹敵する装備を持った上級志向の車種*2も見られる近年の軽自動車において、敢えて軽自動車本来の持ち味といえる経済性の高さを重点に置いた姿勢を感じて取れる車だったように思う。

*1:2WD車では730kg

*2:N ONE、タントエグゼなど