昨日の「日本海クラシックカーレビュー」と「北陸ハチマルミーティング」の参加車輌から、特に注目した車をピックアップしてみた。
まずは「日本海クラシックカーレビュー」から、PR20型ベレット・1.5デラックス タイプB。…角形2灯式ヘッドライトとリーフ・リジッド式リヤサスペンションを装備した、リーズナブルなファミリー向けグレードです。
続いて今年発売から40年(昭和48年発売)を迎えたPB210型サニー・エクセレント1.4GL。…ブルーバードなどに搭載されたL14型エンジンを搭載*1した上級シリーズで、同シリーズのクーペは丸い3連テールライトから「ロケットサニー」の愛称で親しまれました。
此方の車も発売から50年(昭和38年発売)を迎えたP411型ブルーバード・1.3デラックス。…日産では初のフルモノコック式の車体やピニンファリーナによる流麗な外装デザインを取り入れた意欲作で、今回参加されていた後期型では「尻下がり」と評価の分かれたリヤ周りが大幅に変更されました。
続いて紹介するのが、K64型サンバーバン・スーパーデラックス。…元々長野県内の和菓子屋さんで使用されていた車で、新車当時からの「6松本」ナンバーもさることながら、前後ドアに書かれた「信州名菓 くるみ湯べし」の屋号などがとても味わいのある1台でした。
現在のマークXのご先祖様にあたるRT60型コロナマークⅡ・1.7デラックス。…「く」の字に傾斜したフロントマスクから由来する愛称の「イーグルマスク」は、後のGX61型の印象が強いですけど、此方のモデルが最初に呼ばれたそうです。
内外装をスタンダード仕様に変更された230型セドリック・2.0デラックス。…屋根に緊急回転灯を設置して、往年の刑事ドラマの覆面パトカーを忠実に再現した此方の車のオーナーさんは、他にも同車のパトカー仕様車も所有されているそうです。
今度は「北陸ハチマルミーティング」から、430型セドリック・200E SGLエクストラ。…紺色のボディーカラーから、さながら実物大のTLV*2をも彷彿とさせてしまう1台でした。
続いて「日本海食堂ミーティング」メンバーの1人・ManatoさんのY31型セドリック・V20EクラシックSV。…現在東南アジア・中東向け輸出仕様車を意識したカスタマイズを進めていて、最近はフロントグリルのCIエンブレムを自作されたそうです。
此方も今年発売から30年(昭和58年発売)を迎えたU11型ブルーバード・1.8SSS-E。…新車当時からの「石57」ナンバーを付けた天然もので、前後のシートを変更*3されていました。
此方も発売から35年(昭和53年発売)を迎えたKP61型スターレット・1.3XL。…優れた動力性能が走り屋の間でも人気が高かったことから、大幅にカスタマイズされた個体も多かったけど、此方の車は内外装ともにオリジナルを残した1台でした。
今回のトリを飾るのが、EGC211型スカイライン・280D GT。…先月岐阜県高山市での旧車イベントの際に「日本海食堂ミーティング」メンバーの仲間内で大きな話題になった此方の車も、この度space wさんの弟さんが新たなオーナーさんになられたそうです。