正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第190回~

今回のニューモデル紹介日記は、日産の主力ミドルSUV・新型エクストレイルを紹介したい。

 

平成12年の初代モデル発売以来、FFベースのプラットフォームながらタフネスさを売りに、アウトドアスポーツを楽しむ若者からコンスタントな人気を有するエクストレイル。3代目となる今度の新型は、新開発のプラットフォームを初めて採用し、従来モデルから好評のALL MODE 4×4-iに加え、先進のシャシー制御を採用することで、どんなシーンでも高い走行性能を発揮する。また、新型からは新たに3列シート車もラインアップに入ったのが大きな特徴だ。

搭載されるエンジンは直4・2リッターの直噴エンジンで、アイドリングストップも装備されている。燃費はJC08モードでリッター16kmと同クラスでも高水準の燃費性能を実現。…今後はハイブリッド車の追加設定も控えているけど、ディーゼル車は当面従来モデルを継続生産する方向だ。

 

歴代モデルで好評だった防水加工フロア、防水シート、防水ラゲッジルームなどが引き続き採用されたほか、新たに荷室の間仕切りが簡単に行えるフレキシブルラゲッジ機能や大容量コンソールなどを装備している。

 

また、車庫入れや縦列駐車を自動操縦でサポートする「インテリジェントパーキングアシスト」機能のついたアラウンドビューモニターやBSW(後側方車両検知警報)、ふらつき警報をメーカオプションとして採用。エマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシストなどをグレード別に設定することで”タフギア”としての価値だけでなく、安全性も高めているという。

 

…2リッター前後のSUVでは、今月に入ってハリアーが小型化された新型にモデルチェンジされ、車格的に近くなったことから、同クラスでも人気の高いエクストレイルとて安泰とは言い切れない。それだけに、高級志向のハリアーをはじめとする競合車種を如何に迎え撃つかが今後の鍵となりそうだ。