正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第197回~

今回のニューモデル紹介日記は、レクサスの新型SUV・NXを紹介したい。

 

同ブランドでは初となる小型クロスオーバーSUVとなるNXは、「プレミアム・アーバン・スポーツ・ギア」をコンセプトに、都会を機敏に駆け抜ける高い走行性能と、SUVらしい力強さを兼ね備えたモデルで、2リッター・ターボの「NX200t」と2.5リッター・ハイブリッドの「NX300h」の2グレードがラインアップされている。

 

外装はレクサスのファミリーフェイスといえるスピンドルグリルを起点に、キャビンの前後を大胆に絞り込んだ菱形のボディと張り出したホイールフレアを融合させ、タイヤの存在を強調することで、SUVとしての力強さを表現し、内装についても構造美と素材感を、金属質のダイナミックな骨格と革調素材の構成による質感のコントラストで表現しているという。

 

搭載されるエンジンには、新開発の2リッター・ターボと2.5リッター・ハイブリッドの2種が設定され、2リッター・ターボは、ツインスクロールターボチャージャーと可変角を拡大したDual VVT-iWを組み合わせるとともに、最適な燃焼効率を実現するD-4STを採用。低回転から強大なトルクを発生させ、滑らかで爽快な加速フィーリングを生み出している。一方の2.5リッター・ハイブリッドも、熱効率を追求した2.5リッターアトキンソンサイクルエンジンと高トルクモーターを内蔵したハイブリッドトランスミッションを組み合わせ、クラストップレベルの低燃費を実現しているという。

 

JC08モード燃費は2リッター・ターボ車が2WDでリッター12.8km、2.5リッター・ハイブリッドがリッター21.0km。

なお安全面では、レクサス初導入の左右確認サポート付パノラミックビューモニターやLEDコーナリングランプなどを装備。また、タッチパッドを用いた新型リモートタッチ、レクサス初のワイヤレス充電「おくだけ充電」、カラーヘッドアップディスプレイなど、利便性を高める各種機能を備えている。

 

…RXの弟分的なポジションにあるNX、車格的には昨年末に発売されたハリアーに近いポジションではあるけど、同じ2リッターでもハリアーに設定のないターボのアドバンテージは、レクサスならの付加価値となるかはまだ未知数といえそうだ。