先月29日~昨日にかけて、北海道への遠征に行ってきた。
…というのも今回の遠征は昨年スーパーカブを導入した僕に、さくらさんがオートバイの安全な運転の教授と実践経験アップを目的とした原付ツーリングを企画してくれたので、今回実に5年ぶりの北海道となった。
初日の8/29は、朝7時に父の運転で小松空港まで送ってもらい、
朝8時45分発のAIR DO機に乗って石川県を出発。新千歳空港には午前10時10分頃に到着。…北海道最大の「空の玄関口」となる新千歳空港に到着後、快速エアポートに乗って最初の目的地・小樽市へと向かった。
JR小樽駅に到着し、大きな荷物をコインロッカーに入れてからタクシーに乗って小樽市総合博物館へと向かったまでは良かったけど、タクシー*1の車内でさくらさんから小樽駅にいるとのメールが入り、夜からの合流だと思っていただけにまさか小樽に来ていたとは思ってもいなかった。
…しばらくして今回のために半休を取ってきたさくらさんと合流し、オートバイのトランポを兼ねているC24型セレナに乗って市内の回転すし店「廻転ずし とっぴ~小樽運河店」で昼食を摂ってから、改めて小樽市総合博物館へと向かった。
小樽市交通記念館を前身とする同館は、北海道における鉄道発祥の地である旧・手宮駅の敷地を活用していて、
屋外展示場には北海道に所縁のある往年の鉄道車両が数多く展示されているだけではなく、 敷地内を蒸気機関車が運行しているという。
…ここで展示車輌の中から、気になった車両をいくつか紹介してみたい。
まずは道内の幹線・ローカル線にて幅広く活躍したキハ22型気動車。…JR大糸線*2を経て、現在は千葉県のいすみ鉄道で活躍しているキハ52型とは、実質的な兄弟モデルとなります。
続いてディーゼル特急の先駆・キハ82型特急気動車。…北海道のみならず各地の非電化幹線区間における特急として活躍し、同館では食堂車のキシ80型も展示されています。
続いて昭和初期に開発されたC55型蒸気機関車。…スハ45・スハフ44型客車を連結し、気動車がメインとなる以前の幹線でのローカル運用をメインに活躍しました。
トリを飾るのは、自動車展示車庫に展示されたマツダ787B。…平成3年のル・マン24時間耐久レースで、日本メーカーで初めて優勝した記念すべき車です。
…総合博物館を観覧後、さくらさんが職場に戻ることから午後3時に一旦解散し、石原裕次郎記念館へと向かった。
幼少期を小樽で過ごした昭和を代表する大スター・石原裕次郎さんがこれまでに出演した映画のポスターや衣装をはじめ、発表した楽曲のレコード、さらには忠実に再現された自宅リビングのセットや生前愛用した車・私服など、今なお輝く大スターにまつわる品々を数多く展示されていて、まさにファンにとっての「聖地」といっても過言ではない。
駐車場には石原プロモーション所有のトラックも停まっていたけど、その荷台には炊き出しセットが載せてあったりするのだろうかなどと思いを馳せながら、午後3時50分に路線バスで小樽駅へと戻り、その1時間後には特急路線バスで札幌へと向かった。
JR札幌駅に到着し、しばらく駅構内のタクシープールを行き来するタクシーをウォッチングしてから、午後9時にさくらさんと再び合流。
…北海道を代表する繁華街・すすきのにあるジンギスカン店「だるま」での夕食となった。
羊肉を用いた北海道を代表するスタミナ料理・ジンギスカンに舌鼓を打ち、最後はご飯にたれを掛けたお茶漬けで締めて、市内郊外の丘珠にある健康センター「モエレ天然温泉 たまゆらの杜」で一風呂浴びてから床に就いた。
…その2に続く。