正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

'14早秋の北海道遠征・その5(2スト初体験)

4日間に及んだの北海道遠征におけるメインイベントとなった、宗谷岬への原付ツーリング。

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今回のツーリングで僕の相棒となったのが、さくらさんが用意してくれたスズキ・レッツ2だ。

…昨年のスーパーカブ導入以来、オートバイにも興味を示しはじめた僕。その中でもホンダ・NSR250Rやカワサキ・500SS"マッハIII"などに代表される、2ストロークのエンジンを搭載した中・大型オートバイに「一度は乗ってみたい」という憧れを抱きだしたのだ。

しかしさくらさん曰く、僕の精神面に関係する体調問題や運転時の反射速度などの関係から、中型以上の2スト車に乗るのは非常に危険を伴うとのこと。そこでカブと同排気量の2スト車であるレッツ2で、走行特性の違いを体験してもらおうという運びとなった。

エンジンを始動させ、2スト特有の高めに響くエンジン音に期待を膨らませながら発進。…かつてのマッハ~KHなどのような、マフラーからの白煙もほとんど出なかった。

カブと同じ50ccとはいえ最高出力はおよそ1.5倍*1というだけあって、普段乗っているカブの感覚でアクセルを捻れば、勢い余って飛び出してしまう。それだけにアクセルワークにはより慎重を要した。

しかしある程度走ってみると、パワーのある2ストだけあって加速時の伸びが良く、地元・北陸より速い北海道の交通の流れにも順応してくれる。…とはいえクランク1回転で2回燃焼する2ストだけあって燃費は決して良くはなかった。何しろ20リッター入り携行缶に用意したガソリンのうち、半分以上はレッツ2が消費してしまったからだ。

…この2日間レッツ2に乗ってみて、普段乗っているカブとの走行特性の違いや、同排気量なら4ストの方が僕には乗りこなしやすいということを改めて実感した。

*1:カブの4馬力に対し、レッツ2は6馬力