今回のニューモデル紹介日記は、マツダの主力コンパクトハッチバック・新型デミオを紹介したい。
第4世代となる今度の新型は、デザインテーマ「魂動」を小さなボディのために再構築し、エネルギーの凝縮と解放による前進感のある骨格を実現。野生動物の鋭い瞳に見立てたLED4灯ヘッドランプと、立体的なシグネチャーウイングで、端正ながら生き生きとした表情を創り出している。
搭載されるエンジンは、いずれも「SKYACTIV」を取り入れた1.3リッター・ガソリンと1.5リッター・ディーゼルで、ガソリン車は全域でトルクを5~10%アップ、ディーゼル車もエンジン搭載車*1トップの低燃費となるリッター30km*2を達成。
また、トランスミッションも小排気量用に新開発され、6速オートマチックと5速/6速マニュアルミッション*3が用意されるという。
安全面では、低速走行時の追突被害軽減を支援する「スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)」や、後側方からの接近車両を知らせる「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」など、マツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を採用するとのこと。
…現在のマツダの屋台骨を支えるデミオは歴代モデルがいずれも好評だっただけに、CX-5やアクセラなどで培ったディーゼル車という新たなアドバンテージを武器に、多くの競合車種がひしめく小型車市場において、どこまで食い込めることだろう。