正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第203回~

今回のニューモデル紹介日記は、レクサスの新型スポーツクーペ・RCを紹介したい。

 

レクサスではSC以来となるクーペタイプのRCは、「アヴァンギャルド・クーペ」をテーマに、フロントからキャビン、リアへと連続する一体感あるダイナミックなプロモーションを実現。スピンドルグリルを起点とするワイド&ローのフロントビューと、張り出したホイールフレアでスポーティな走りを強調し、内装もドアトリムやコンソールリッドに同じ形状のデザインエレメントを連続的に重ね合わせ、その中に金属や革調素材を織り込むことで深みのあるエレガンスを表現。アンビエントイルミネーションを初採用し、走行状態と連動して光量を調整する間接照明で、室内空間をエレガントに演出するという。

搭載されるエンジンは最高出力318psを発生するV6・3.5リッターエンジンと直4・2.5リッターエンジンを擁するハイブリッドシステムを採用。ガソリン車の「RC350」には滑らかな加速で快適な走行をもたらす8速ATが組み合わされ、ハイブリッド車の「RC300h」はCVTとの組み合わせによりリッター23.2km*1の低燃費を達成しながら、エンジンの回転数を細かく制御することで、スポーティな走行を実現している。

 

トップグレードとなる「RC F」には、ムービングパーツなどを刷新した新型の5リッター・V8エンジンを搭載。最高出力は477psを発生する。Mポジション選択時に最短0.1秒での変速を可能とする8速ATが組み合わされ、足回りや空力パーツなどにも専用装備や先進技術が採用されている。

また、ブラインドスポットモニターや、衝突の危険回避をサポートするプリクラッシュセーフティシステム、車線の逸脱を警告するレーンディパーチャーアラートなど、安全装備も充実させている。

 

…RCはLFAに次いで今後のレクサスのイメージリーダー的位置づけとなるだろうけど、優れた性能以上に乗り手を選ぶほどの五感を刺激する要素が競合する国内外のスーパースポーツカーとも遜色なく備わっているか、その素質が問われるだろうと思う。

*1:JC08モード