今回のニューモデル紹介日記は、ダイハツの主力軽乗用車・新型ムーヴを紹介したい。
4年ぶりのモデルチェンジとなる今度の新型は、軽自動車の本質である低燃費・低価格をベースに、新開発の軽量高剛性ボディ骨格構造を採用。骨格全体で力を受け止める構造とし、外板の樹脂化なども含めボディで20kg軽量化しながら、従来と同等の衝突安全性を確保している。
軽量化の効果もあり、燃費性能は、2WD・NA車は全グレードでリッター31.0kmの低燃費を実現。ターボエンジン車もクラストップのリッター27.4kmの低燃費を達成*1している。
足回りは、リヤサスペンション、ストラットの剛性アップ、ブッシュの特性見直し、コイルスプリング/アブソーバ特性の最適化、さらにブレーキフィーリングの向上など、新型ムーヴの車両特性に合わせ、細部に至るまで最適に改良。安心/安全、フラットで快適な乗り心地を提供するとのこと。
…ダイハツではミライースやタントとともに、屋台骨を支る「三本柱」の一つともいえるムーヴも初代モデルの発売から来年で20年。何らかのカタチで記念限定車などの発売もありそうだけど、来春には軽自動車税の増税が控えているだけに、如何に増税の影響を抑えられるのだろう。
*1:いずれもJC08モード