今回のニューモデル紹介日記は、スズキの軽ワンボックス・新型エブリイを紹介したい。
7世代目となる今度の新型は、長さ1910mm×幅1385mm×高さ1240mmの荷室、高さ1165mm×幅1340mmのバックドア開口部、いずれもクラストップのサイズを確保。さらに荷室床面地上高を650mmに下げて荷物の積載性も従来モデルより向上させた。
エンジンはNA・ターボともに吸気VVT機構を採用したR06A型エンジンを搭載。クラストップの低燃費リッター20.2km*1と、力強い走りを両立させている。
5ナンバー登録のワゴンも軽乗用車トップの2240mmの室内長をはじめ、クラストップとなる1420mmの室内高*2、1355mmの室内幅を実現。さらにロングホイールベース化とリヤシートスライド量の拡大により、クラストップの1080mmの前後乗員間距離を確保している。
エンジンは低速域から力強いトルクを発揮し、高速域では伸びやかな走りのR06A型ターボを全車に搭載。ターボエンジンに合わせトルク容量を最適化した4ATとの組み合わせで、軽快な走りとクラストップ水準の低燃費リッター16.2km*3を両立させた。
また、ワンアクションパワースライドドアや電動オートステップ、車速連動式オートドアロックなど快適装備も充実させた。バン・ワゴンともに、クラス初となる衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進安全技術を採用しているという。
…一昨年のキャリイに続いて、エブリイも新型へのモデルチェンジとなったけど、最大のライバルとなるハイゼット・バンも近々モデルチェンジを控えているだけに、先発のメリットをどのように活かせるかがポイントとなりそうだ。