正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第216回~

今回のニューモデル紹介日記は、ホンダの主力ワンボックス・新型ステップワゴンを紹介したい。

 

…5年ぶりのモデルチェンジとなる今度の新型は、ホンダ初の採用となる直噴1.5リッターVTECターボエンジンを搭載。最高出力が150ps、最大トルクは203Nmと、常用域で従来モデルの2.4リッターエンジン並みのトルクを発生する。新開発のCVTとの組み合わせで、力強くスムーズな加速と、高い静粛性を両立し、ミニバンに求められる多人数での乗車時や坂道などでも、余裕のある走りを実現する。さらに、クラストップレベルとなるリッター17.0km*1という優れた燃費性能を達成した。

 

また、クラス最大級の室内空間を実現し、その中でも特筆すべきは大開口のテールゲートに横開き式のサブドアを備えた独自機構の「わくわくゲート」を採用。3列目のシートを左右に分割して床下格納できる「マジックシート」との組み合わせで、テールゲートを開けることなく横開き式のサブドアから3列目シートへ乗り降りできるほか、荷物の出し入れなども容易となっているという。

 

外観は、躍動感、未来感を加えながら、ボックススタイルの楽しさ、美しさを追求。わくわくゲートの新しさを、左右非対称のデザインで表現した。またステップ ワゴンはリアから、ステップ ワゴン スパーダはフロントからデザインすることで、それぞれの個性を際立たせたとのこと。

 

…ミドルクラスのワンボックスでは初となる1.5リッターの「ダウンサイジングターボ」を搭載するとともに、バックドア内に備えた横開きドアというこれまでにない革新的な発想を取り入れた新型ステップワゴン。ノア/ヴォクシー/エスクァイアやセレナといった強力な競合車種にはない、大きなアドバンテージを得たことによる効果はどのぐらいのものだろう。

*1:ステップワゴンG/B FF・JC08モード